虚しいクリスマスケーキ
去年、妹が、800円のクリスマスケーキを買って来たんです。
直径12センチ、
果物なし、
ヒイラギなし、
サンタなし、
トナカイなし、
ローソクなし、
チョコレートなし、
クリスマスの「ク」の字もなし、
スポンジケーキに白いクリームを塗ってあって、ブルーベリージャムで幾筋か斜めに模様が絞ってあるだけの超シンプルなモノでありました。
まー、はっぴゃくえんだしなあ~~っと、私達は納得して、切り分けて一口食ってみたわけです。
てっきり生クリームの味がすると思ってたんです。
しかし、口の中に広がったのはマシュマロを10倍薄めたのにヨーグルトを混ぜて麩菓子に仕上げたようなスカスカで乾いた虚しい味だったのでありました。
まず最初に、第二次世界大戦後の食糧難時代を生き抜いた父がケーキを食らうのを諦めたのです。
次に、陸の孤島に生まれ育って幼少期から今に至るまで貧乏舌でなんでもおいしく食らう母がケーキを残したんです。
その後妹も、姪っ子も甥っ子もケーキを残したんです。
私?うはははっははは、全部食べましたよ、出されたものは残さないのが私のポリシーですから、ははははははは。
この日のために、ずーっと甘いもの食べずに我慢してたんですけどね。
今まで生きてきて、最も虚しいクリスマスケーキでした。
・・・というわけで今年です。
全会一致で今年のクリスマスケーキの作戦は可決されました。
「今年はクリスマスケーキは買わず、普通のショートケーキを買うべし!」
でも絶対足りないと思うので自作のクリスマスケーキも焼くつもりです。
面倒なのと場所をとるのでロールケーキにしてしまおうかと思ってます。中身だけゴージャスにいちごを奮発したいなあ。
コネタマ参加中: 今年のクリスマスケーキ、予約する?
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