バカ鳥二羽
私はアレルギー持ちであります。
子供の頃からホコリや牧草などに弱かったんです。
減感作療法に毎週通ったおかげで何とか鼻水鼻づまりなどの症状は抑えられたのですが。
ですが。
どうも去年あたりからアレルギー症状が復活してきたような気がするのでございます。(ただ単にトシだとも言えますかね・・・・)最近出る症状は鼻水鼻づまりよりもキツイ「喘息」でございます。どうも母方からの遺伝らしいです。
まー、ホコリやナニやらに近寄らなければいいや、とのんびりかまえていたんです。
しかし、アレルゲンは突然やってきたのでございます。
先週の金曜日、妹がまたしてもTDLに出かけて行ったんですが、その際セキセイインコ二羽を「面倒みてくれ」と置いてったのでございます。
ミドリ色と黄色の二羽。名前はリリちゃんとルルちゃん。ケチな妹がペットショップで値切って買ってきただけあって、手乗りでもなけりゃ、しゃべるでもなけりゃ、美しくもなけりゃ、愛想もないというとんでもないバカ鳥なのです。
しかし預かった以上は面倒をみなくてはなりませぬ。
私は朝っぱらから水入れとエサ入れを取り出そうと、鳥かごに近寄ったのです。
私の影が鳥かごに伸びたその瞬間、バカ鳥どもがギチギチギャアギャアと騒ぎ、羽ばたき、止まり木から落下し、更に私と顔をあわせないようにそっぽを向いてふるふると震えているではありませんか。
おまえら、そんなに私が怖いか?????
私がエサをやらなかったら、おまえら飢え死にだぞ、それでもいいのか???
バカ鳥二羽をあいてに私が演説をぶてばぶつほど、バカ鳥どもは震えて小さくなるばかり。
全く面白くもなんともないので、手早く作業を終えて私もまたしらんふりを決め込んでやったのです。
そしてその日の晩、私は喘息をおこしたわけでございます。私の安眠を返せ、バカ鳥ども!
翌朝、私はバカ鳥どもにまたしても説教してやったわけですが、そのたびに、バカ鳥どもはばたばた騒いでほこりやら羽やらを撒き散らしやがります。
もちろんその日の夜も喘息をおこしたわけでございます。私の安眠を返せ、バカ鳥ども!
あと4日の辛抱だぜマミコよ・・・・。ゼイゼイげほげほ
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